前に池袋シネマロサに行ったときにチラシを見て地元に来たら行こうと思っていた映画が、1日一回夜にしか上映していなくて来週木曜に上映終了予定。それを知ったことから今日が始まった。天気予報通りに雨が降り出した。
今日と明日の土日は予定が入っているので、平日夜に行かないといけない。
『天上の花』、『夜、鳥たちが啼く』、『MEN』。夜しか映画が見れない。いっそ有給を使うか。
舞台は12/30が舞台納め。来年も少しずつ舞台の予定が入り出した。来年の話が間近すぎてこわくなる。
予定通り塚口サンサン劇場の無声上映に行った。
『HiGH &LOW THE WORST』と『HiGH &LOW THE WORST X』の二本立て。
満席ではなかったけれどサイリウムの色を変えるかちゃかちゃという音と、缶コーヒーを登場人物と開ける音、どんどんとキャラがたてる音を真似をする足踏み、推しが出る時の拍手の大きさ。見れば見るほどアドレナリンが出る感じ。好きの沼がそこそこに広がっている感じ。4回見たらバラ商のまるまるなマスコット風神雷神を束ねる調教師鮫と鈴蘭男子高校のキャラクターの扱いに勿体なさを感じた。スピンオフを頼む。
今回はそうではなかったかもしれないキャラクターが全員主人公。ハイローをドラマから引き続き映画を見て村山良樹や轟洋介をずっと見ている人には親心が目覚める。
「よくしゃべる…」で不良を殴るのが口癖だった轟くんがXでものすごくよく喋り拳ではなく言葉でわかるようになった成長に二本立てで見て親心を感じた。たぶん轟くんを見る村山さんと同じ気持ちだったと思うし、あんなにモラトリアムだった村山さんが大人になる場面ではいつもとてもいいシナリオで卒業させてくれたことが山田裕貴さんが村山さんを全力で演じた結果だと思うと嬉しくて、もう見れない切なさを感じる。
Xは『THE WORST』より荒いけれど、100%褒めることができることができない好きな作品だけれど、瀬ノ門高校ふたりの重い熱い感情の高まりを見てない方は2回は見てほしい。
でも思ったことは確か山田裕貴さんが『夜、鳥たちが啼く』の売れない作家の役を今までで1番したかった役がきたと言っていたこと。
ジェンダー的なこともあるけど、ハイローはまた新しく変化をしていってほしいと思った。
楽しかった。